感想 THE MENTALIST/メンタリストs1第11話
THE MENTALIST/メンタリストs1第11話「レッド・ジョンの友人」の感想です。
メンタリストもエピソード11まで来ました。
私は、海外ドラマを見る際、シーズン1の10話くらい観て視聴を続けるモチベーションがあるかどうかを判断するタイプなのですが、メンタリストは前回まででなんとなく満足してしまって、モチベ的にはかなり低い感じでした汗。
ところが、今回は期待をはるかに上回ってめちゃめちゃ面白かったです。
今回のストーリーは、まずタイトルが「レッド・ジョンの友人」ということで、もう既に面白そう。
以下ざっくりあらすじ。
レッド・ジョンの情報を握る殺人で服役中の囚人(ジャレッド)を釈放させるために、ジェーン達が殺人事件の無実を証明したが、釈放された直後にジャレッドがレッド・ジョンにより口封じのため殺されてしまう、というお話。
うーん、レッド・ジョン手強い。
というかジェーンといつものCBIの面々はもう少し護送に気を遣っても良かったのではないだろうか。汗
今回の話が面白かったのは、やはりレッド・ジョン絡みの事件だったからでしょう。
事件・推理モノの作品には、”その都度起きる事件パート”と”主人公の宿敵との対決パート”の両方用意するタイプの作品が多かったりします。
このタイプの作品では、”対決パート”の一端を合間合間に示すのみで、基本的には”その都度パート”で話を進める、といった形でストーリーが展開されていきます。
そのため、時折挟まれる”対決パート”のエピソードが待ち遠しく、少しの進展があるだけでも大いに楽しむことができるのです。
(「シャーロック・ホームズ」はこれに当たるかも。漫画が好きな方には、「名探偵コナン」はこの形ですね。黒の組織編と日常事件編が交互にまたは同時に展開されることで読者を楽しませてくれます。)
メンタリストもまさにこのパターンです。
レッド・ジョンを追うという命題が提示されつつ基本的には日常事件を解決し、合間にレッド・ジョン関連事件が挟まれる。
視聴者は今回は何かしら手がかりが掴めるのではないかと期待して見て、やっぱり何も得られないまま話が終わってしまう。
それでも面白い。なぜか。
なぜならそれが”対決パート”だから。これに尽きます。
おそらく今後もレッド・ジョンの正体は分からないまま話は続くのだと思います。エピソードはまだまだあるし。
それでも、今回の様なエピソードがあるだけで私のメンタリストモチベは爆上がりします。ちょろい。
とにもかくにも、今後も楽しく視聴を続けていけたらなと思います。