最近観たもの
①『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin ニューヨーク』シーズン1
現代かつアメリカが舞台のシャーロック・ホームズ風作品。
ホームズのキャラクターがあまり好みではなかったです。私はミステリードラマの推理に合理的な理由を求めないタイプなので、雰囲気が面白ければそれで良いのですが、その分主役級のキャラが好きになれないとどうしても微妙な評価になります。『メンタリスト』のジェーンは素晴らしいキャラクターだったなと改めて思います。
シャーロッキアン的にはどういう評価なのでしょうか。
②『BULL/ブル 心を操る天才』シーズン1
法廷もの。陪審員の経歴等から、どのような弁論をすれば依頼人に有利な方向に意見を変えさせることができるか、といったことを分析する裁判科学がテーマのドラマ。アメリカの陪審員制度は日本の裁判員制度よりもオープンな印象を受けました。
ミステリー要素もあります。ただ、主人公的にはあくまでも依頼を遂行することが第一の目的であり、真相解明は警察の仕事、判決を下すのは裁判所の仕事、と割り切って行動します。その点に関しては安っぽい正義感をふりかざさないのでとても良かったです。
『スーツ』などでも裁判が描かれますが、スーツ他弁護士ドラマは法廷のプレイヤー側であるのに対し、本作はプロデューサー側であるといった違いがあります。切り口は斬新ですが、プレイヤー側の方が観ていて面白いかもしれません。
③『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』シーズン1
主役は、シェイクスピアさんとハサウェイさん(ウィリアム・シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイから)。現代が舞台で、中年の男女が軽い口喧嘩を交わしながらも事件を解決していく探偵ドラマです。コミカルであり会話のテンポもよく、場面切り替えも早いので気軽に楽しむことができます。ただ、もっとシェイクスピア的な世界観を出して欲しい気もしました。
トータルでは上の2作品よりも好きです。
④『PSYCO サイコ』(1960)
説明不要。サイコを見るのは3回目。何度見ても面白いです。
ヒッチコック作品を観ると安心します。ヒッチコックで一番好きなのは『裏窓』です。
以上になります。今回挙げた作品は今ならアマゾンプライム会員であれば見放題です。